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  • 親近交配とは何か/LPIの重み付け

    (シーメックス アライアンス誌 99年夏号)

     乳牛は、頭数が少ないか非常に近い血縁関係同志の交配をすると当然ながら近親交配が問題になる。1990年でのカナダの種雄牛は近交度で平均2.5%、雌牛で2.0%と なっている。一般に6.25%以下であれば安全圏と考えられている。
     ミグリオ博士は、カナダでの近親交配の影響を調査した。その結果、ホルスタインでは近交度が1%増えると、初産記録で乳量25キロ、乳脂量0.9キロ、乳蛋白量0.8キロ 減る事が判った。
     近親交配は、集中的な選抜で起こり易い。何故なら優秀な種雄牛は、息牛や孫息子、あるいは娘や孫娘にも優秀な子孫を残す傾向が強いからである。交配種雄牛を選ぶ時に、 雌牛の血統書と交配対象の種雄牛のそれを良くチェックして先祖に共通の種雄牛が居ないかを見れば、この2頭が血縁的にどれだけ近いかすぐ判る。 もしお互いの2代前までに共通の先祖が居なければ、この組み合わせは安全だと考えて良い。
    ラインブリーディング(系統繁殖)を使い、強いインブリーディング(近親交配)を避けるべし。
    ショアマー ジェームスは、グランドの息子で母はエアロスターの娘であるが、これをラインブリーディングするならエアロスターの血液を強める為にルドルフ、エアロライン、ローヤリストやストーム (何れもエアロスターの息子である)の娘に使う事は理屈に合った掛け合わせである。
    生まれる子牛の近交率は、母親の血統と父親によって3.0%?3.5%である。同じ様に、ショアマーメイソンやダンカン プログレスはルドルフ、ストーム、ローヤリスト、エアロラインの 娘にスターバックの系統繁殖をするつもりなら、理論的に正しいし補完関係にある。
    ルドルフ、ストーム、ローヤリスト、エアロラインの娘に多少アウトクロスの血液を求めるなら、コムスタリー、トップガン、ヤンギー フューチャーとかカーナボン ジェイなどが良いし、これらエアロスターの 息牛の特長である強さとマッチするであろう。
     大切な事は、あなたの雌牛にアウトクロスを求める為に中程度の成績の種雄牛を交配するよりも近親交配が深まらぬ範囲で同系統の成績の高い牛を使う事である。

    LPIの重み付け:

    (インフォ ホルスタイン=カナダ ホル協機関誌 99年6/7月号)

    カナダのLPIの生乳生産能力と体型への重み付けが、今年の2月までのプルーフでは、68=能力:32=体型であったが、カナダ ホルスタインの改良上の歴史的哲学である「バランス ブリーディング」を 今後共実行してゆく為に当初の目論見であった60:40に戻すべきとの議論の末、結局この5月のプルーフより60:能力(主たる重み付けは蛋白)対40:体型のベースで計算され今後も継続される。

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