ロボット機外に敢えてバキュームポンプ機・CIP 処理室を用意。タンクで貯めた洗浄液をロボットのミルクラインに循環するシステムを採用。BouMatic 社独自の循環洗浄方法は、長距離のパイプライン洗浄に伴う課題を解消します。

洗浄溶液をシステム全体に連続的に流すことで、より効果的な洗浄を実現します。循環洗浄は、時間の経過とともに蓄積する可能性のある乳石、乳脂肪、またはバイオフィルムのような頑固な堆積物を除去するのに役立ちます。連続的に流れる洗浄液がこれらの堆積物を分解し、システムの性能を維持させます。

ロボット機外に真空圧・加圧ポンプを配置し、システム全体の真空圧・加圧の供給を行い、変動を最小限に抑えるシステムを採用。ロボット搾乳機内では、常に静音性が保たれている状態で搾乳することができます。

治療牛・フレッシュ牛に対しても柔軟に対応可能。ロボット側には、処理室で用意している洗浄処理シンクとは別にロボット洗浄用シンクを設置。治療牛・フレッシュ牛が温水で、ロボット内の送乳ライン全体を洗浄し、異物がバルク内に送られないように防止。また、治療牛やフレッシュ牛がいない牛群でも、定期洗浄を行うことで、送乳ライン全体の細菌数を抑制するようシステムに組み込まれております。